回復期病棟でスキルアップ!出会いがあるかも。
出会いがないと悩んでいる30代〜40代の看護師さんに回復期病棟への転職はおすすめです。
私は30歳で回復期病棟に転職し、理学療法士と出会い結婚しました。
それ以前は急性期病棟や、療養型病棟、派遣でデイサービスや特養などを経験しています。
私は急性期病棟の忙しさが苦手で、患者さんとじっくり関われそうな回復期病棟に興味を持ち転職しました。
回復期病棟での仕事はとてもやりがいがあり、さまざまな患者さんの看護を通してとても勉強になりました。
さらに私は夫との出会いを通して患者さんとの関わり方や、リハビリ看護について深く知りスキルアップができました。
この記事では私の体験談を通して回復期病棟が出会いの場になる可能性について解説します。これから回復期病棟に転職を考えている30代〜40代の看護師さんはぜひ参考にしてください。
- 看護師は出会いがないといわれる原因
- 回復期病棟には出会いがある
- 職場での恋愛を成功させる秘訣
看護師は出会いがないといわれる原因を解説
看護師は出会いがないという話を聞いたり実感したりしている看護師さんは多いのではないでしょうか?
病院に勤務していると医師や男性看護師、そして患者さんとの出会いがあるように思いますが、実際に恋愛に発展するパターンは少ないでしょう。
看護師に出会いがない原因はいくつかあります。
- 職場の7割以上が女性
- 勤務時間が不規則
- 休日は自分のために使いたい
- 白衣の天使というイメージ
一つひとつ詳しくみていきましょう。
看護師が働く職場の7割以上は女性である
病院には医師や男性看護師・患者・救急隊員などの男性がいるため、出会う機会はゼロではありません。
しかし厚生労働省の令和4年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況で看護師の男女比をみると女性が91.4%で男性は8.6%と圧倒的に女性が多いのがわかります。
男性看護師が年々増えてきており、男性看護師だからこその役割も期待されますが、まだ女性が多くを占めるのが病院という職場です。
急性期病棟や集中治療室は緊迫していたり、目の回るような忙しさです。このため勤務中気軽に談笑する時間は少ないでしょう。
ましてや恋愛感情をはぐくむ余裕はありません。
職場は女性のほうが多いため異性との出会い自体が少なく、あったとしても競争率が高いという問題があります。
医師と看護師のカップルを見ると奇跡だなーと羨ましくなります。
勤務する病棟によって女性と男性の占める比率が変わるのでチェックすると楽しいでしょう。
勤務時間が不規則なので約束がしにくい
看護師の勤務時間は病院によってさまざまで不規則なのが特徴です。
- 基本的にシフト制で土日祝日も勤務ある
- 遅出や早出があり働く時間も曜日もバラバラ
- 長期休暇や年末年始の休暇も取りにくい
- 急な勤務が多い
恋人や友人と約束していても急なキャンセルをお願いすることがよくありました。
そういう事情を理解してくれる恋人でないと、お付き合いが難しいのが現状ですね。
また土日に休日がとれないと飲み会や友人の集いに出かけにくいため出会うきっかけも逃してしまいます。
休日は出かけずにゆっくりと休養に使いたい
出会いは求めているけれど緊迫感のある職場で勤務しているため、休日は家でゆっくり過ごしたいと思う看護師さんは多いでしょう。
不規則な勤務や夜勤回数が多い場合はなかなか疲れがとれず、休日はただ寝て過ごしたいと思う気持ちはよくわかります。
1人でエステにいって身体のメンテナンスをしたい看護師さんもいますよね。
出会いのために出かける気力が沸かないというのも、看護師に出会いがない理由の一つです。
看護師は白衣の天使だという過度なイメージがある
看護師は優しいとか病気になったら看病してくれると過度な期待を持つ男性が多く、その期待と現実が違うとがっかりされる場合があります。
たしかに看護師は患者さんの看護をするときは、患者さんにとって最善を尽くし優しく接するでしょう。
ただ日常生活まで相手に尽くし、優しいかというと話は別ですよね。
看護師は優しいだけではなく、意見をしっかり持っていて物事をはっきり言うタイプの人も多いです。
看護師も人間なので怒ることもありますし、相手を癒やすだけでなく自分も誰かに癒やされたいと思っています。
看護師がせっかく男性と出会っても、男性が想像していた人物像と違った場合交際に発展しないケースがあります。
看護師の出会いの場は職場にある!
回復期病棟は専門職による他職種協働で、看護師以外のさまざまな専門職で協力して患者さんを支援します。
リハビリテーションを集中的に提供するため理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などのセラピストが多いです。
特に理学療法士は厚生労働省の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の需給調査によると男性が61.2%です。
男性が比較的多いんですね。作業療法士になると男性は40.7%です。
病院に勤務する理学療法士は21~30歳は 7,846人 56.3%、続いて31〜40歳は 4,022人 28.9%と20代〜30代が多いことがわかります。
セラピストが活躍する回復期病棟は若い男性が比較的多いため、回復期病棟は出会いの場になるでしょう。
私が理学療法士である夫と出会った体験談を紹介
冒頭に述べたように私は30代で回復期病棟に転職し、理学療法士である夫と出会いました。
- 担当患者さんが同じだった
- 認知症患者さんへの対応が尊敬できた
- 仕事に対する姿勢が良かった
一つずつ説明します。
担当患者さんが同じだった
きっかけは脳梗塞後遺症で入院された80代女性Kさんの担当が一緒になったことです。私はその方の担当看護師であり、夫は担当理学療法士でした。
回復期病棟は患者さんの入院から退院までをそれぞれの専門職種が担当でサポートします。
日々のリハビリや看護は計画に基づき実践します。定期的に目標の見直しや問題点について担当看護師と担当療法士はこまめに話し合いをします。
患者さんが重症であったり、課題が多ければ話し合う機会も増えますね。
Kさんの日常生活動作を向上させるため病棟で取り組むことなど、日々話し合いました。
話し合ったことを実践することで、毎日患者さんが前進しているのが嬉しかったです。
認知症患者さんへの対応が尊敬できた
私が担当したKさんは常に介護が必要な状態でした。
排泄や清潔、更衣、食事など日常生活すべてに介助が必要で、移動は車椅子です。
転倒リスクも高いため、てんとう虫という装置を襟元に装着し起き上がればナースステーションで把握できるという対策もしました。
認知症の患者さんの対応はじっくり丁寧に関わることが大切です。
しかし看護師は複数の患者さんを受け持つため、優先度によっては認知症患者さんへの対応が十分にできないときがあります。
私も複数のナースコールが重なったり、夜勤が多忙であったりしたとき丁寧な対応ができなかったと反省することがありました。
理学療法士は決まった時間1人の患者さんにしっかり向き合うので、とても丁寧に関わっているのが印象的でした。
患者さんのことを一番に考えるという当たり前のことを夫は気づかせてくれました。
仕事に対する姿勢が良かった
Kさんは近くに住む娘さんの自宅に退院されることになり、退院後の生活を見据えて看護やリハビリを展開しました。
退院後必要なケアは在宅でも実践可能なものにすることが大切です。家族へ退院指導するなかで理学療法士に相談することも多くありました。
私は回復期病棟の経験が短かったため、在宅での生活を十分にイメージできていませんでした。
夫は病院のなかでのリハビリだけにとらわれず、Kさんと家族が在宅でより良く生活できるために他職種と協働している姿勢が素晴らしかったです。
家族や在宅サポートチームともコミュニケーション良好で感心しました。
看護師とセラピストは互いに理解し合える関係性
看護師とセラピストは患者さんの目標や家族の希望を達成するために、看護やリハビリの計画を立てて実行し、評価、修正を繰り返します。
共通の目標に対して、それぞれの立場でアプローチしますが協力する場面はとても多いです。
患者さんに良くなってほしい、患者さんと家族の望む在宅復帰を叶えたいという共通の目標を持っていますよ。
患者さんや家族に一生懸命接している姿を見ると、年齢や容姿に関係なく好感が持てますよね。
仕事に対する価値観や患者さんへの接し方などで共感する部分が多ければ、看護師と理学療法士は交際に発展する場合があるんだと思います。
私は理学療法士と結婚しましたが、他にも職場内結婚しているカップルは多いですよ。
職場での恋愛を成功させる秘訣
しかし職場で恋愛することを第一優先事項にするのは看護師として違和感がありますよね。
職場での恋愛を成功させる秘訣をまとめました。
- 勤務時間中は仕事に集中する
- 患者さんや家族、スタッフとコミュニケーションを図る
- 身だしなみを整える
- モチベーションを保ち、スキルアップ向上のため努力する
勤務時間中は仕事に集中する
看護師という仕事をしっかりすることが大前提です。
勤務中は患者さんと仕事に関することしか話さないというのがお互いの暗黙のルールでした。
職場の同僚には交際していることは話しませんでしたし、気づかれないよう注意を払いました。
公私の区別をしっかりつけないと、万が一仕事で失敗した場合プライベートを職場に持ち込んでいるからだと批判されるリスクがあります。
仕事以外で話したいことがあれば勤務時間以外にラインや電話で話すようにしていました。
患者さんや家族、スタッフとコミュニケーションを図る
患者さんや家族に優しく接している人、楽しく仕事している人や、いろんな人とコミュニケーションがしっかりとれる人を私はすてきだなと思います。
看護師でも近寄りがたい雰囲気の人がいますが、私は不安なときや心配事があったときに気軽に話ができる看護師さんが好きですね。
勤務中は笑顔で話しやすい雰囲気を心がけましょう。
身だしなみを整える
社会人として当たり前ですが身だしなみを整え、清潔感のある姿で勤務するよう心がけました。
髪の毛はしっかりまとめて、メイクは薄めで制服はきっちり着用するなどです。
髪の毛のまとめ方や可愛いゴムをつけると患者さんも褒めてくださり嬉しいですね。
モチベーションを保ち、スキルアップ向上のため努力する
こんな看護がしたい、こんな看護ができるようになりたいと学習してスキルアップし、それを患者さんのケアに生かしている看護師さんに憧れます。
私もどんなケアをすれば、患者さんと家族がよりよい在宅復帰ができるかいつも頭のなかがいっぱいでした。
現状維持で淡々と業務だけをこなす毎日は自分にとっても、患者さんや家族にとってもプラスになりませんよね。
- サーフローを一発で留置する
- 患者さんが安心できる移乗介助をする
- ストマパウチを漏れさせない
- 回復期認定看護師や退院支援看護師などの資格を取得する
どんな目標でもいいので今より一歩すすめるように日々努力するのがおすすめです。
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まとめ
20代〜30代で転職する看護師はキャリアアップしたいと願うと同時に、人間関係や恋愛においても充実させたいですよね。回復期病棟への転職を通してやりがいのある仕事をし、さらに新たな出会いがあれば充実した日々が過ごせます。回復期病棟に転職して新たなキャリアの一歩を踏み出してみませんか。
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